東急グループは、長期的な視点から、時代によって変化するお客さまのニーズを的確に捉え、新たな事業・サービスを提供し、社会課題を解決していくことが重要であると考えています。そして社員がこの使命を共有し、新たな価値を生み出すことで、社会と共に持続的成長を図っていきたいと考えています。
東急グループ環境賞は、2000年度より当社内で行っていた環境表彰制度を東急グループ全体に対象を広げたもので、2008年度に創設されました。2019年度より、新たに社会貢献の取り組みを加え、「東急グループ環境・社会貢献賞」としました。グループ会社から応募のあった案件から、一次審査、審査委員会を経て、表彰案件を決定します。この表彰制度を通じて、グループ社員一人ひとりの環境・社会貢献への自覚と取り組み意識を高めるとともに、優れた取り組みをグループ内外に周知することで、東急グループの環境・社会貢献への取り組みを推進することを目的としています。
※会社名は応募時点の表記となります。
第1回東急グループ環境・社会貢献賞表彰式
第1回東急グループ環境・社会貢献賞各受賞者
各表彰案件は「東急グループ環境・社会貢献賞」からご覧いただけます。
第2回の表彰案件はPDFでダウンロードでき、印刷が可能です。
東急線沿線で活動する子どもを取り巻く社会課題の解決に取り組む団体へ、助成金の支給などを行うプログラムです。子どもたちの幸せと安全・安心で心豊かに暮らせる地域の持続的な発展を願ってスタートしました。公募を行い、2020年7月から10団体への助成を行っています。
『みど*リンク』アクションは、公募によって寄せられた地域の緑化活動の企画の中から、特にすぐれた企画に当社が支援を行うことで、「みどり」をきっかけにしたまちづくり・コミュニティーづくりを応援する活動です。当社が審査により選出したグループそれぞれの取り組みに対し、企画規模などを勘案し、1グループ10万円から100万円相当の物品などでの支援を行います。この活動により、「みどり」の取り組みが「リンク(つながり)」し、ますます“豊かで元気あふれる街”になり、未来につながっていくことを地域の皆さまとともに目指します。
『みど*リンク』支援団体によるまちづくり、コミュニティーづくり
当社では、創業以来、公共交通整備と住宅地開発を両輪として、公共性と事業性を両立させながら、他社に先駆けて新しい生活価値を提案し、持続的な街づくりに努めてきました。
これまでの歩みをまとめましたのでご覧ください。
1955年 4月 | 五島育英会(現:東京都市大グループ)設立 |
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1960年 4月 | 五島美術館開館 |
1962年 | 東急電鉄が日本初となるオールステンレス車両、回生ブレーキを採用した7000系導入 |
1972年 | 東急グリーニングキャンペーン「緑のプレゼント」(現:『みど*リンク』アクション)開始 |
1974年 8月 | 「財団法人とうきゅう環境浄化財団(現:公益財団法人東急財団)」を設立 |
1975年 10月 | 「財団法人とうきゅう外来留学生奨学財団(現:公益財団法人東急財団)」を設立 |
1982年 4月 | 高津駅高架下に「電車とバスの博物館」をオープン |
1990年 3月 | 「財団法人五島記念文化財団(現:公益財団法人東急財団)」を設立 |
1994年 3月 | とうきゅう環境浄化財団が環境学習副読本「多摩川へいこう」創刊。流域の小学校に無償配布開始 |
1997年 9月 | 東急グループスローガン「美しい時代へー東急グループ」とグループ理念を制定。存在理念に「美しい生活環境を創造し、調和ある社会と、一人ひとりの幸せを追求する」を掲げる |
1998年 | 川崎市宮前区犬蔵土地区画整理事業における谷戸の自然を保存した公園計画が、環境庁(当時)の「生物多様性保全モデル地域計画モデル地区」に指定 |
2000年 10月 | 「東京急行環境報告書」(第1版)を発行 |
11月 | 本社でISO14001認証取得 |
2001年 5月 | 世田谷線において、軌道敷地内や駅構内に草花を植栽する活動「世田谷線フラワリング」を開始 |
2002年 5月 | 省エネルギーなど環境に配慮した新型車両5000系導入 (従来型車両に比べて、約40%の使用電力量低減を実現) |
2006年 3月 | 東急電鉄が民営鉄道事業者として初めて日本政策投資銀行から環境格付融資を受ける |
9月 | 東横線元住吉駅に環境配慮設備を導入 (太陽光発電システムの設置、雨水の再利用、駅構内の緑化) |
2007年 11月 | 東急病院の屋上・壁面の緑化 |
2008年 6月 | 新しい渋谷駅開業(自然換気システム、放射冷房方式の採用) |
2009年 7月 | 「東急グループ環境賞(現:東急グループ環境・社会貢献賞)」第1回表彰実施 |
8月 | とうきゅう環境浄化財団が我が国の学術振興に資することを目的に「社会貢献学術賞」制定 |
2010年 9月 | 東急キャピトルタワーが、(財)都市緑化基金による「緑の保全・創出により社会・環境に貢献する開発事業(都市開発版SEGES)」認定第1号を取得 |
10月 | とうきゅう環境浄化財団が公益財団法人に移行し、名称を「公益財団法人とうきゅう環境財団」に変更 |
2011年 11月 | とうきゅう外来留学生奨学財団が公益財団法人に移行し、名称を「公益財団法人とうきゅう留学生奨学財団」に変更 |
2012年 4月 | 渋谷ヒカリエ開業(自然換気システム、大規模緑化、オフィスフロアLED照明全面採用など)国土交通省「住宅・建築物省CO2推進モデル事業(現:住宅・建築物環境対策事業)」に採択 |
4月 | 横浜市と協働で次世代に引き継ぐ「郊外住宅地の再生型まちづくり」の取り組みに着手することで合意し、「次世代郊外まちづくり」の推進に関する協定を締結 |
6月 | 損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントが設定するESGの評価が高い企業に投資する年金基金・機関投資家向けの運用プロダクトである「SNAMサステナビリティ・インデックス」の構成銘柄に選定 |
7月 | 東京証券取引所が公表した「ESGに関するテーマ銘柄」17銘柄のうちの1社として当社株式が選定 |
2013年 9月 | 2012年4月に横浜市と締結した「次世代郊外まちづくり」のリーディングプロジェクトの一つとして、専門家による省エネ提案「家庭のエコ診断」を実施 |
2014年 11月 | 京都大学とコラボレートし、2012年4月に横浜市と締結した「次世代郊外まちづくり」の「スマートコミュニティ推進部会」により、環境省「うちエコ診断ソフト」を用いて「家庭のエコ診断」を実施 |
2015年 8月 | 二子玉川ライズ・タワーオフィスが、LEED「新築ビル部門」において日本で4例目となるゴールド認証を取得 |
11月 | 二子玉川ライズが、LEED「まちづくり部門」において世界初のゴールド認証を取得 |
2016年 12月 | 多摩産材を約120m3使用した戸越銀座駅が東京都の森林・環境保全に貢献、交付金事業の補助としては都内の鉄道施設初 |
2017年 3月 | 民間事業者初となる空き家などの活用によるエリア活性化事業「リノベーションスクール」を池上周辺エリアで開催 |
4月 | タイの賃貸住宅「ハーモニック レジデンス シラチャ」が、ミキハウス子育て総研による「子育てにやさしい住まいと環境」において、海外物件としての初の認定を取得 |
4月 | 2012年4月に締結した「次世代郊外まちづくり」の推進に関する協定を更新 |
2018年 11月 | 東急線沿線で、日本初の「郊外型 MaaS 実証実験」を実施 |
2019年 1月 | 南町田グランベリーパークが、LEED「まちづくり部門」において、認証エリア内に駅を含む日本初のゴールド予備認証を取得 |
3月 | 東急電鉄世田谷線が、日本初のCO2を排出しない「再生可能エネルギー100%」での運行を開始 |
4月 | 「国連グローバル・コンパクト」に署名し、参加企業として国連本部に登録 |
4月 | 「とうきゅう環境財団」「とうきゅう留学生奨学財団」「五島記念文化財団」を統合し、「公益財団法人東急財団」を設立 |
7月 | 「東急グループ環境賞」に社会貢献の取り組みを加え、「東急グループ環境・社会貢献賞」として、第1回表彰実施 |
8月 | 伊豆における日本初の「観光型MaaS」実証実験 Phase2の実施 |
10月 | 日本で初めて鉄軌道事業を含む企業グループとして「RE100」に加盟 |
2020年 3月 | 東横線・田園都市線・大井町線全64駅 ホームドア設置完了 ~大手民鉄初! ホームドア・センサー付固定式ホーム柵 設置100%達成 |
7月 | 子どもたちの幸せを支える地域の活動を支援する「東急子ども応援プログラム」助成開始 |
9月 | TCFDの提言に賛同を表明 |
9月 | SDGsをテーマに掲げたラッピング列車「SDGsトレイン2020『美しい時代へ号』」を運行開始 |