「MSCI ESGレーティング」は、企業の環境(Environment)社会(Social)ガバナンス(Governance)に関する取り組みを分析し、最上位ランクのAAAから最下位ランクのCCCまで7段階で格付けしたもので、ESG投資の世界的な評価指標とされています。当社は、2022年度の格付けにおいて「AA」を獲得しています。
「なでしこ銘柄」は2012年度から経済産業省が東京証券取引所と共同で女性活躍推進に優れた上場企業を選定し、発表するものです。「中長期の企業価値向上」を重視する投資家に対し、女性活躍推進に優れた上場企業を魅力ある企業として紹介することで、企業への投資価値の促進や企業の取り組みの加速化を目的としています。
当社は銘柄が開始された平成24年度(2012年度)以来10年連続で選定されました。10年連続で選定されたのは、全国で1社のみです。今後も、充実した「女性リーダーシップパイプライン」を構築し、女性のさらなる活躍を積極的に支援していきます。
「100選プライム」は、経済産業省が、2017年3月に取りまとめた「ダイバーシティ2.0行動ガイドライン」を基に、より中長期的に企業価値を生み出し続ける取り組みとしてステップアップするべく、「ダイバーシティ2.0」に取り組む企業を選定するものです。平成29年度(2017年度)から開始し、毎年2社が選定されており、当社および東急電鉄は令和元年度(2019年度)に選定されました。
当社は、多様な視点をサービスや商品に生かすことにより、ライフスタイルやワークスタイルのイノベーションを推進し、お客さまに「選ばれる沿線」であり続けたいと考えています。今後も、多様な人材が活躍できるダイバーシティマネジメントをさらに推進していきます。
「新・ダイバーシティ経営企業100選」は、経済産業省が、これからの日本企業が競争力を高めていくための必要な戦略である「多様な人材」を生かし、その能力を最大発揮できる機会を提供することでイノベーションを生み出し、価値創造につなげていく経営企業を表彰するもので、当社は平成27年度(2015年度)に選定されました。
「J-Winダイバーシティ・アワード」は、ダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)を推進している先進企業を表彰することで、日本企業におけるD&I推進を加速することを目的として、NPO法人J-Winが2008年より毎年実施しているものです。
当社は、「サステナブル経営」(サステナブルな街づくり・企業づくり・人づくり)を支える戦略としてダイバーシティマネジメントを位置付け、推進していることなどを評価され、令和2年度(2020年度)に「2021 J-Winダイバーシティ・アワード ベーシック部門 ベーシックアチーブメント 大賞」を受賞しました。
「イクメン企業アワード」は、厚生労働省が働きながら安心して子どもを産み育てることができる労働環境の整備を推進するため、男性の育児と仕事の両立を積極的に促進し、業務改善を図る企業を表彰する制度です。当社は、スライド勤務や時間休の導入などのフレキシブルな勤務体系に加え、マネジメント層の意識改革セミナー「イクボスセミナー」や、育児休業の一部有給化などの取り組みが評価され、イクメン企業アワード2015の特別奨励賞を運輸業界で初めて受賞しました。
LGBTなどの性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体「work with Pride(wwP)」により、当社のLGBT施策評価され、6年連続(2017年度~2022年度)PRIDE指標の「ゴールド」を獲得しました。(2016年はPRIDE指標の「シルバー」獲得)
経済産業省と東京証券取引所は共同で、従業員の健康管理を経営的な視点から考え、戦略的に取り組んでいる企業を「健康経営銘柄」として選定しています。この取り組みは、日本再興戦略に位置付けられた「国民の健康寿命の延伸」に対する取り組みの一環です。
当社では、経営トップが従業員の健康について、理念・経営方針を通じて明文化し促進してきたことや、企業立病院を保有しその病院を核としたメンタルヘルスチェックの取り組みや従業員向けの施策が評価され、2015年から7年連続で選定されています。2021年は48社が選定され、7年連続で選定されたのは全国で6社でした。
経済産業省が、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みを基に、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を顕彰する制度です。
健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目的としています。
2022年は「健康経営優良法人2022」として、大規模法人部門に2,299法人(うち当社を含む500法人が「ホワイト500」)が認定されました。
東京都では、2015年度から従業員のスポーツ活動促進に向けた取り組みや、スポーツ分野における支援を実施している企業などを「東京都スポーツ推進企業」として選定しています。この中から、特に社会的な影響や波及効果の大きい取り組みをしている企業などを「東京都スポーツ推進モデル企業」として選定・表彰しており、当社はスポーツ推進企業に6年連続で認定され、2016年度および2020年度についてはモデル企業として表彰を受けました。また、2017年度から連動して実施しているスポーツ庁主催の「スポーツエールカンパニー」にも4年連続で認定されました。
東京都では「治療と仕事の両立」が可能となる優良な取り組みを行っている企業を2014年から表彰しており、その取り組みを社会や企業に広く周知することにより、がんをはじめとした傷病を抱える従業員の治療と仕事の両立を推進しています。
当社は2016年の「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業表彰」において、「奨励賞」を受賞しました。
2019年度、スムーズビズのさらなる普及・推進について、広く都民に公表し社会的気運の醸成を図ることを目的に、「スムーズビズ推進大賞」「スムーズビズ推進賞」が創設されました。
当社は意欲的・先進的な取り組みを行った企業や団体として「スムーズビズ推進大賞」を受賞しました。
厚生労働省にて、テレワークのさらなる普及・推進を図るため、「輝くテレワーク賞」が2015年に創設されました。
テレワークの導入に当たって、さまざまな工夫を凝らすなど、他の企業・団体の模範となる取り組みを行う企業として、2019年度厚生労働大臣賞「特別奨励賞」を受賞しました。
総務省にて、テレワークのさらなる普及促進を図るため、「テレワーク先駆者百選」が2015年に創設されました。
2016年は53団体を「テレワーク先駆者」とし、その中で特にテレワークの頻度や対象規模、実施率などについて、積極的に取り組んでいる企業として、「テレワーク先駆者百選」に選定されました。
日本テレワーク協会では、ICT(情報通信技術)を活用して場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を可能とする「テレワーク」のより一層の普及促進を目的に「テレワーク推進賞」表彰事業を2000年から継続して実施しています。第17回を迎えた2016年度は、「テレワークによる働き方改革の実現を目指して」をテーマに計11の企業・団体が受賞し、当社は、奨励賞を受賞しました。
「DX認定事業者」とは、情報処理の促進に関する法律に基づき、「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応していることを国が認定するもので、当社は2023年6月に認定されました。 より優れた実績を有する企業が認定される「DX銘柄」の取得も視野に、デジタルを活用した次世代の街づくりを目指して、業務の効率化やプロセス改善だけでなく、サービスやビジネスモデル、企業文化・風土に至るまでの変革(DX)を推進して参ります。