「MSCI ESGレーティング」は、企業の環境(Environment)社会(Social)ガバナンス(Governance)に関する取り組みを分析し、最上位ランクのAAAから最下位ランクのCCCまで7段階で格付けしたもので、ESG投資の世界的な評価指標とされています。当社は、2024年の格付けにおいて最上位の「AAA」を獲得しています。
「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」は環境省により創設された表彰制度で、ESG金融に積極的に取り組む金融機関や諸団体、サステナブル経営に取り組む企業を評価・表彰し、その内容を社会全般に広く共有することを目的としています。
当社は、「第5回 ESGファイナンス・アワード・ジャパン」において、重要な環境課題に関する開示充実度が一定の基準を満たしている企業を評価する「環境サステナブル企業部門」に選定されました。また開示内容においてもよりわかりやすく改善され、一層の発展が期待される企業を評価する「環境開示プログレス企業」にも選定されました。
「なでしこ銘柄」は2012年度から経済産業省が東京証券取引所と共同で女性活躍推進に優れた上場企業を選定し、発表するものです。「中長期の企業価値向上」を重視する投資家に対し、女性活躍推進に優れた上場企業を魅力ある企業として紹介することで、企業への投資価値の促進や企業の取り組みの加速化を目的としています。
当社は銘柄が開始された2012年度以来10年連続で選定されました。今後も、充実した「女性リーダーシップパイプライン」を構築し、女性のさらなる活躍を積極的に支援していきます。
「えるぼし」は、女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画の策定・届出を行った企業のうち、女性活躍推進に関する取り組みが優良である場合に、厚生労働大臣ににより認定されるものです。取り組みの実施状況は、5つの基準(①採用、②継続就業、③労働時間等の働き方、④管理職比率、⑤多様なキャリアコース)によって評価されます。当社は2022年12月に、「えるぼし」の最高位である3段階目に認定されました。
LGBTQなどの性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体「work with Pride(wwP)」により、当社のLGBTQ施策が評価され、7年連続(2017年度~2023年度)PRIDE指標の「ゴールド」を獲得しました。(2016年はPRIDE指標の「シルバー」獲得)
「100選プライム」は、経済産業省が、2017年3月に取りまとめた「ダイバーシティ2.0行動ガイドライン」を基に、より中長期的に企業価値を生み出し続ける取り組みとしてステップアップするべく、「ダイバーシティ2.0」に取り組む企業を選定するものです。平成29年度(2017年度)から開始し、毎年2社が選定されており、当社および東急電鉄は令和元年度(2019年度)に選定されました。
当社は、多様な視点をサービスや商品に生かすことにより、ライフスタイルやワークスタイルのイノベーションを推進し、お客さまに「選ばれる沿線」であり続けたいと考えています。今後も、多様な人材が活躍できるダイバーシティマネジメントをさらに推進していきます。
経済産業省と東京証券取引所は共同で、従業員の健康管理を経営的な視点から考え、戦略的に取り組んでいる企業を「健康経営銘柄」として選定しています。この取り組みは、日本再興戦略に位置付けられた「国民の健康寿命の延伸」に対する取り組みの一環です。
当社では、経営トップが従業員の健康について、理念・経営方針を通じて明文化し促進してきたことや、企業立病院を保有しその病院を核としたメンタルヘルスチェックの取り組みや従業員向けの施策が評価され、2015年から7年連続で選定されました。
経済産業省が、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みを基に、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を顕彰する制度です。
健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目的としています。
2024年は「健康経営優良法人2024」として、大規模法人部門に2,288法人(うち当社を含む500法人が「ホワイト500」)が認定されました。
東京都では「治療と仕事の両立」が可能となる優良な取り組みを行っている企業を2014年から表彰しており、その取り組みを社会や企業に広く周知することにより、がんをはじめとした傷病を抱える従業員の治療と仕事の両立を推進しています。
当社は2016年の「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業表彰」において、「奨励賞」を受賞しました。
2019年度、スムーズビズのさらなる普及・推進について、広く都民に公表し社会的気運の醸成を図ることを目的に、「スムーズビズ推進大賞」「スムーズビズ推進賞」が創設されました。
当社は意欲的・先進的な取り組みを行った企業や団体として「スムーズビズ推進大賞」を受賞しました。
厚生労働省にて、テレワークのさらなる普及・推進を図るため、「輝くテレワーク賞」が2015年に創設されました。
テレワークの導入に当たって、さまざまな工夫を凝らすなど、他の企業・団体の模範となる取り組みを行う企業として、2019年度厚生労働大臣賞「特別奨励賞」を受賞しました。
総務省にて、テレワークのさらなる普及促進を図るため、「テレワーク先駆者百選」が2015年に創設されました。
2016年は53団体を「テレワーク先駆者」とし、その中で特にテレワークの頻度や対象規模、実施率などについて、積極的に取り組んでいる企業として、「テレワーク先駆者百選」に選定されました。
「DX認定事業者」とは、情報処理の促進に関する法律に基づき、「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応していることを国が認定するもので、当社は2023年6月に認定されました。 より優れた実績を有する企業が認定される「DX銘柄」の取得も視野に、デジタルを活用した次世代の街づくりを目指して、業務の効率化やプロセス改善だけでなく、サービスやビジネスモデル、企業文化・風土に至るまでの変革(DX)を推進して参ります。